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子どもの非認知能力が育つとき

  • 執筆者の写真: ヒロユキ先生
    ヒロユキ先生
  • 2024年3月10日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年7月19日

「非認知能力」は、子どもの「行動」とそれに対する「周囲の反応」によって育ちます。 具体例を以下に述べていきます。


ある日、お母さんに急用ができて、帰宅時刻が遅くなったとします。そのとき、留守番を頼んでおいた子どもが、夕食のご飯を炊いておいてくれました。 この場面には、子どもが「非認知能力」を身につける機会がたくさん含まれています。


例えばこの場面で、お母さんが「ありがとう。とても助かったわ」と子どもに感謝の気持ちを伝えたとします。すると子どもは、家族としての役割を果たしたことを褒められ、認められたので、この体験を通して、奉仕の精神や協調性を身につけていきます。


あるいは、「一人でできてすごいね!」と声をかけたとします。すると子どもは、炊飯の技能を褒められ、認められたので、家事の技能に対する自信を深めていきます。


また、「自分で考えて、ご飯を炊いておいてくれたんだね」と声をかけたとします。すると子どもは、自ら考えて行動したことを褒められ、認められたので、自主性やチャレンジ精神を身につけていくのです。



奉仕の精神や協調性、自信も、自主性やチャレンジ精神も、すべて「非認知能力」です。 このように、「非認知能力」は、子どもの「行動」とそれに対する「周囲の反応」によって育ちます。


この非常に繊細な営みを、子ども一人ひとりに寄り添い、計画的・選択的に行うことができるのは、親しかいません。 学校の教師も、塾の講師も、家庭教師も、ここまで繊細な行為はできないのです。


メールからご連絡いただければ、「新しい学力」づくりや子育て習慣、親子関係の在り方についてアドバイスや実行支援をいたしますので、お気軽にお知らせください。

 
 
 

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